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ビジネスシーンで役立つお茶の出し方のマナー

突然ですが、来社したお客様にお茶をお出しする際の正しいマナーをご存じでしょうか?

「お茶はおもてなしの心」

今回は、おいしいお茶の淹れ方からお茶の出し方までの手順をご紹介します。
お茶を出す機会が多い方はぜひ参考にしてください。

お茶がもたらす効果

会社で大事な会議やお客様がいらっしゃったとき、お茶を出すことが多いですよね。
お茶には喉を潤す以外に、気分転換やリラックス効果、脳の活性化などの効果があります。
さらに、お客様に心地よい時間を過ごしてもらったりと、お茶には「おもてなし」の心も含まれています。

お茶出しにあたり

せっかく来ていただいたお客様に「おいしいお茶」を飲んでいただきたい。
お茶をおいしく淹れるには、「茶葉の量」「お湯の量」「お湯の温度」などちょっとしたコツが必要です。
お茶をお出しする前に、おいしいお茶の淹れ方を覚えておきましょう。

おいしいお茶の淹れ方

さまざまな種類のお茶があるなかで、一般的に飲まれているのは煎茶です。
ここでは、おいしい煎茶の淹れ方をご紹介します。

煎茶の渋味やうま味をバランス良く出せるお湯の温度は約70℃~80℃です。
お湯は急須ではなく湯呑みに入れることで、適温まで冷ましながら湯呑みを温められます。
さらに、お湯の量も簡単に測れるので一石三鳥ですね。

1人分約2~3gの茶葉と、湯呑みで冷ましたお湯を急須に入れて蓋をします。
約60秒待ち、お茶の「濃さ」と「量」が均等になるように注ぎ分けます。

詳しくはおいしい「煎茶」の淹れ方で解説しています、ぜひご覧ください。

湯呑みのチェックを忘れずに

お客様に出す湯呑みに欠けや割れなどがないか確認します。
急な来客の際に慌てないよう定期的にチェックしておくと良いでしょう。
お茶を淹れる前には湯呑みや急須に汚れがついていないかも見てくださいね。

お茶の出し方の基本マナー

おいしいお茶が淹れられたら、速やかにお客様の元へ運びます。
ここではお客様へお茶の出す際の基本的なマナーについてご紹介します。
本番で焦らないよう事前にポイントを押させておきましょう。

湯呑みと茶托は別々に

湯呑みと茶托は別々にお盆にのせて運びます。

湯呑みを茶托に乗せて運ぶとお茶がこぼした際、茶托が濡れてしまい見た目もよくありません。
お客様へ不快な思いをさせないためにも、お茶をお出しする直前に茶托に乗せるのがマナーです。

お茶をお出しする順番

お茶をお出しする順番はお客様の次に自社社員です。

お客様の人数が多い場合、「上座」に座っている方からお出しします。
一般的に上座とは入り口から最も離れた席です。反対に、入り口に近い席が下座となります。

ただし、部屋のつくりによっては、真ん中が上座となる場合もありますので、あらかじめ席順を把握しておくことが望ましいです。

お茶の出し方

お茶は相手の右後方から出します。
両手で茶托を持ってお出しするのがベスト。

後方にスペースがなく正面からしかお出しできない場合は、「前から失礼いたします」と一声かけてお出しします。
お茶をこぼすと迷惑をかけてしまうので、狭いスペースに無理に入ろうとせず、臨機応変に対応しましょう。

また、湯呑みの置き方にも配慮ができると良いです。
柄がない、または湯呑み全体に柄があるものは特に気にする必要はありませんが、一カ所に柄がある湯呑みの場合は、飲む方から見て正面に柄がくるように置きます。

こんな時どうしたらいい?

お茶の出し方の基本以外に、知っておくと役立つ情報をご紹介します。
いざというときに役立つものばかりなので、ぜひ最後まで読んでください。

冷たいお茶をお出しするときは?

夏場は特に冷たいお茶をお出しする機会が多いかと思います。
水滴で机の上が濡れないよう、コースターを準備しましょう。

お茶をお出しする際は、コースターを置いてその上にお茶を置きます。
先にコースターだけを全員に配らないように注意してください。

お茶をこぼしたときは?

お茶を誤ってこぼしてしまったら、まずは丁寧に謝りましょう。
そして、お客様の服や持ち物が濡れていないか確認します。

万が一お客様にかかってしまった場合、お客様の服を勝手に拭くのは失礼にあたります。
すぐにきれいな布巾をお渡しし、そのあとで新しいお茶をお出しします。
事前に、おしぼりや乾いた布巾を用意しておくと慌てず対応できます。

お茶菓子をお出しするときの置き方は?

お茶と一緒にお菓子をお出しするときには、先にお菓子、そのあとにお茶をお出ししましょう。
お客様から見て左側にお菓子、右側にお茶、が正しい置き方です。

お茶菓子は、お客様から頂いた手土産ではなく、自社で準備していたものを出すのが一般的です。
ただし、生菓子やフルーツ、冷菓、温かいものなどを頂いた場合や、お客様と親しい間柄であれば一緒に出しても構いません。
その際、「おもたせで失礼ですが」と一言添えましょう。

社会人として、お茶の出し方は覚えておきたいビジネスマナーのひとつです。
特に新社会人にとっては緊張しがちな場面ですが、お茶の淹れ方や一連の流れを覚えておくとスマートな振る舞いができるでしょう。
事前におしぼりや乾いた付近を用意して、万が一のアクシデントにも落ち着いて対応できるようにしておくと良いです。


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